非常的日常

日常は常にあらず

最後のチャンスのママ友会と、人を信じるということ

昨日は約1年ぶりのママ友会だった。
出産時に病院で知り合った人たちで、 私だけ里帰り出産だったので家が遠くてなかなか会えずにいた。

メンバーは私を含めて4人。
2人は上の子がいて、1人は私と同じ1人目。
2人は専業主婦で、私ともう1人は育休中。
同時期に同じ病院で出産したというだけで全然違うプロフィールの4人が、ゆるくLINEグループでつながっている。

最初はこんなに親しくなるとは思ってなかったし、LINEグループに入ったのも成り行きだったけど、たまにやりとりするこの関係に助けられたり共感したりしてきた。
子供たちが活発に動き始めて病気にかかりやすくなる6ヶ月以降はみんな余裕がなくなって頻度はだいぶ減ったけど、細々と続いている。

もちろんLINE上だけじゃなく実際に集まって会おうと何回か予定を合わせようとした。
でも子育て中って思ったよりみんなすごく忙しくてなかなか予定が合わず。
せっかく決まった当日に私が高熱でキャンセルになったりもした。

そのうち育休組は保育園関係でさらに忙しくなり、他にも上の子の幼稚園や小学校行事、引っ越し、年末年始、家族で感染症…などなど、それぞれに色々なことが起きてとにかく全然会えなかった。

そうこうしているうちに子供たちはどんどん重くなり、外出時の荷物も多くなり、抱っこ紐で移動するのも一苦労。
特に私が電車移動(1時間ぐらい)になること、体力がなくて長時間の抱っこ紐がキツイことがけっこうネックだった。
私の近場に来てもらって会うという提案もしてみたけど、それもなんとなく流れて、私も体調不良でそれどころではなかった。

4月に育休が終わったらますます会えなくなるし、いつも私のせいで会えなくなってるし、もしかしてもうグループから抜けたほうがいいのかな…と疑心暗鬼になったりもした。
でもひょんなことから3月に最後のチャンスで日付を合わせ、ついに会うことができた。

私は抱っこ紐はやめてベビーカーで電車に乗り、ADHDなのでちょっと遅刻しつつも無事到着。
1年ぶりに会った子供たちは可愛くて、みんな立派にお母さんしていた。
私もちゃんとお母さんになれた。
1年前と同じように子供たちを並べて写真を撮って、また1年後ぐらいに会えたらいいね、ということになった。

ああ、諦めないでよかった。
同年代の女性と話すのがかなり苦手でいつも緊張する私だけど、諦めないで他人を信じることができた。
これってすごい進歩。ほんとに。

自分とは違うタイプの人たちでも、何か一つでも共通点があれば、相手の良い面を探していけば、何かあっても信じることができる…そんなふうに思えた。
発達でコミュ障ぎみで人間関係にトラウマのある私だけど、母親として人間として、もっと人を信じていけたらいいな。
これからも良い関係が続いていきますように。